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除菌ティッシュも【香害】 [【香害】]

kougai.jpg
以前、電車を待っているときに、
除菌ティッシュ系の成分で頭痛と吐き気を感じましたが、
先日は電車内で除菌ティッシュに負けました。

発生源は、赤ちゃんを抱っこした女性?
・・・除菌ティッシュの成分には無頓着?
コロナウィルスを気にすることは大切ですが、
免疫力が未発達な乳幼児に、
除菌グッズを多用しても良いのでしょうか?

というよりも、
電車内で除菌ティッシュを使われると、
体調を崩す人が居ることに気づいてほしい!
というのが、私の切実なお願い、なのですが。

でも、除菌剤に関しては、
その成分を理解することが必要だと思います。

まず、香料と消臭剤についての説明があるサイト。
消臭剤には臭いの発生源となる 細菌や真菌などを殺す化学物質も添加され、
一部消臭剤中の殺菌剤の存在が懸念されています。
香料と消臭剤
http://www.maroon.dti.ne.jp/bandaikw/chemicals%20in%20general/fragrance_idx.htm

そして、除菌ティッシュについてのブログ記事。
除菌ウェットティッシュは「ノンアルコール」にこだわるべきか?
https://ameblo.jp/rik01194/entry-12374258059.html

上記ブログ記事には、
除菌剤や抗菌剤の『経口毒性』と
防腐剤の規制濃度を比較した表があるし、
製品についての説明も参考になります。

因みに、上記ブログでも毒性について懸念されている、
塩化ベンザルコニウム(ベンザルコニウムクロリド)は、
レストランやカフェで提供されている、
使い捨てのウェットティッシュに入っていることが多いし、
病院の手指消毒液にも配合されている成分です。

経口毒性は、ラットのLD50値として240(mg/kg)
(LD50とは、ラットの死亡率が50%)
塩化ベンザルコニウムのSDSはこちら。
https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen/gmsds/8001-54-5.html

人間にその数字を当てはめれば、
(ラットと人間は違いますが・・・)
体重が50㎏の人ならば、240mg*50kg=12,000mg=12g
乳幼児の場合は、2kgなら240mg*2kg=480mg=0.48g

問題は、急性毒性(経口)は区分3ですが、
皮膚腐食性/刺激性、眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性、
呼吸器感作性、皮膚感作性、吸引性呼吸器有害性が区分1。
そして、水生環境有害性 (急性)も(長期間)も区分1です。
(区分1は区分3よりも有害性が大きい)

GHS の定義における固体である

本物質の長期間のばく露により
職業性喘息を発症したとの記載


GHS のシンボルなどについては、
厚生労働省のサイトをご参照くださいませ。
https://anzeninfo.mhlw.go.jp/user/anzen/kag/ghs_symbol.html


【香害】とは、
強い香料(ニオイ)による影響と言われていますが、
書籍『香害 そのニオイから身を守るには』には、
それ以外の、嗅覚で感じられる毒性がある物質、
つまり、化学物質過敏症が避けるべき、
そして、抵抗力が健康な成人男性よりも弱い
乳幼児や高齢者が避けるべき成分について説明されています。

香料には、フタル酸エステルなどの、
環境ホルモンも含まれているので、
「(嗅覚で感知できる)揮発性有機化合物の害」
と理解しています。

シャボン玉石けん【香害】
https://www.shabon.com/kougai/

過去の記事
『香害 そのニオイから身を守るには』
https://canary-nyan.blog.ss-blog.jp/2017-05-07
『香害(化学物質汚染)から身を守る』
『スマホ汚染(電磁放射線被曝)から赤ちゃん・子どもを守る』
https://canary-nyan.blog.ss-blog.jp/2019-01-27
『知ってびっくり 子どもの脳に有害な化学物質のお話』
https://canary-nyan.blog.ss-blog.jp/2018-01-28
『手を洗いすぎてはいけない』超清潔志向が人類を滅ぼす
https://canary-nyan.blog.ss-blog.jp/2018-04-27
『これでわかる!石けんと合成洗剤50のQ&A』
https://canary-nyan.blog.ss-blog.jp/2015-03-08


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