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香水に含まれている危険物 [コスメ?とか]

「香料と消臭剤」
http://www.maroon.dti.ne.jp/bandaikw/chemicals%20in%20general/fragrance_idx.htm
上記のサイトにはPDFファイルなので、直にリンクを張れませんが、
「香料の健康影響」という報告書があります。

トップページはこちらです。
環境汚染問題
私たちと子どもたちの未来のために(※1)
http://www.maroon.dti.ne.jp/bandaikw/

「要約」の最後に「提言」が記述されているので抜粋します。
[ここから抜粋]
香料を良い感覚を生み出すと感じる人がいる反面、不快と感じる人もいる。
香料は自分や他人の鼻腔奥まで送り込んで役目を果たす化学物質である。
香料は農薬などのように法的に規制すべきであるが、
実行ある法が無い現状では、公共の場などでの香料使用は自粛すべきである。
[ここまで]

それから「要約」に記述されていますが、香水には、
【フタル酸エステル】などが添加物として含まれているそうです。

フタル酸エステルとは、Wikipediaによれば、
「フタル酸(オルト体)とアルコールのエステルの総称である」
カテゴリとしては、化学物質>有機化合物>芳香族化合物

「芳香」というように、香りがある種類に分類されています。

また、Wikipediaによれば、
「(フタル酸エステルは)内分泌攪乱物質である疑いが強く、
ヨーロッパでは近年使用規制の動きが強まっている」
そして、
「日本では 2002年に厚生労働省より、
食品用の器具や容器包装およびおもちゃについて
DEHPを原材料とするポリ塩化ビニルの使用を
禁止する通知が出された」
そうです。(※2)

他に気になる内容は、
「喘息と香料」にある喘息発生率のグラフで、
通院者率と被患率がどんどん増加しているのがわかります。

また、
「香料に直接接触しなくても、
空気中の香料によるアレルギーも報告されている」
そうです。

他にも香料には、
アレルギー、内分泌かく乱作用(環境ホルモン)、
神経毒性、偏頭痛、変位原生、発癌性、
生体異物を排出する能力阻害
などが指摘されているそうです。

アレルギーや偏頭痛が気になる方は、
まず、香料を使用しているのであれば使用を中止して、
全てを撤去処分、最低でも寝室からは撤去すれば、
もしかすると体調が改善する可能性があるということだと思います。

最近は「香料付き」が流行っていますが、
使っている香料の成分、長所だけではなく短所も、
特に、自分だけではなく他人への影響を正しく理解してから、
使用量に注意して、適切に使っていただきたいです。


※1
●活動における予防原則ハンドブック 第一版
(「環境汚染問題」医学博士 渡部和男さんホームページ)

※2
DEHPは医療機器に利用されていた時期があります。
現在の輸液セットはDEHPフリーが一般的ですが、
私の場合はPVCフリーでないと、翌日寝込みます。


初出:2013-10-16

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