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汗ふきシートに潜む危険物 [私の症状・対処法]

化学物質過敏症だとニオイに敏感だから、
「無香料なら問題ないでしょ」と思われることが多いですが、
実際には香料よりも苦手な物質が多いです。

無香料の製品にも、香料で誤魔化されがちな物質が入っていたり、
アレルギー体質の人にも問題になる物質が入っていたり、
それ以外にも色々…。


たとえば、女性用の無香料のデオドラントシートに含まれている成分。

イソプロピルメチルフェノール(防腐剤、防カビ剤 ■)
ポリエチレングリコール
ミリスチン酸イソプロピル(表示指定成分)
ジブチルヒドロキシトルエン
パラベン

( )内の記載については、
化粧品成分辞典&毒性判定データベースを参照しました。
http://cosmedb.jp/

男性用の無香料のデオドラントシートに含まれている成分。
トリクロサン(消臭剤、防腐剤 ■ (表示指定成分) )
イソプロピルメチルフェノール(防腐剤、防カビ剤 ■)
パラフェノールスルホン酸亜鉛

塩化リゾチーム(卵白由来)
エタノール
精製水
l-メントール
無水エタノール
チャ乾留液

使用上の注意として、
「目のまわりには使用しないでください」
という商品がありますが、きちんと読んで使っていますよね?

それから、(旧)表示指定成分の
「トリクロサン」と「ミリスチン酸イソプロピル」は、
「毒性は弱いが、人によってアレルギー症状を引き起こす可能性がある」

表示成分については、こちらのページを参考にしました。
「表示指定成分」リストと身体への影響
http://home-yasupapa.pya.jp/hyoujisiteiseibunhyou103.html


エタノールとか無水エタノールとか、
これらは消毒薬として有名ですが、
最近はアルコールに対するアレルギーの人が増えているのか、
今年の健康診断の時、血液検査前の消毒で、
「アルコールにアレルギーがありますか?」と聞かれました。
昨年は聞かれなかったのですが。

アルコールに対するアレルギーに関しては、
今年に入ってから点滴で病院に通っていますが、
長時間だと皮膚が赤くなることがあったので、
一応、アルコールフリーの消毒でお願いしました。

血液検査時の消毒程度であれば、
アルコールでも問題ない程度なのですけど。

最近はアレルギー体質の人が増えています。
だから、近くにアレルギー体質の人がいる場合があるので、
公共の場所で、特に電車やバスの車内、ホーム、バス停などで、
「汗ふきシート」を使うのは控えていただきたいです。

私も、最近流行りの「汗ふきシート」は苦手です。
以前、電車内で使っている人がいましたが、
いつの間にか意識が飛んでいました。
…珍しく座っていたので、問題はなかったのですけど。

化学物質過敏症は、
特別な体質の特殊な人が罹患する病気、
と思われることが多いですが、実際は…。


初出:2013-06-19

追加記事:汗のニオイには、重曹が安心。
http://canary-nyan.blog.so-net.ne.jp/2014-07-10


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