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念願の歯科治療-2 [病院など]

2か月かかって、とりあえずの治療が一段落しました。
治療終了後、2週間経った頃から、
痛みを感じずに治療した歯を使えるようになりました。

悪化していた虫歯は、金属を取り除いたら酷い状態で、
結局、神経を抜くことになりましたが、
麻酔に抵抗があったため、麻酔抜きで処置していただきました。

しかし、その前に感じていた痛みに比べると軽度だったし、
顔面麻痺の痛みに比べても軽かったので、OKです。
麻酔抜きで処置するのは、稀ではないそうです。

もちろん、麻酔を使用する場合は、
揮発物質の拡散量を最小限にして、
ピンポイントの使用で処置するとのことでしたので、
1回目の治療で痛みが酷かったら、
2回目以降は麻酔を使っていただく予定でした。

その後、処置も順調に進み、型取り、金属で蓋をしました。
金属とセラミックと、選択に迷いましたが、(※1)
セラミックを使う時には、
金属を使う時よりも強力な接着剤を使うということで、
今回は、金属で蓋をすることにしました。

接着剤使用中は、固まるまでの間、
ずっとバキュームで揮発物質を吸い取っていただけたのは、
とてもありがたい処置でした。

しかし型取りの頃から体調がちょっと思わしくなく…。

というのも、化学物質過敏症の発症者に対応していただいているのですが、
それでも、体調に影響する色々な薬品成分を少しずつ吸ってしまっています。
2ヶ月の間、毎週治療に通っていたので、少しずつ反応するようになっていたようです。

もちろん、一般の歯科では1回の治療(約30分)でも、
翌日は寝込むし、2~3日は体調が悪くて仕事に支障が出るので、
それに比べると、とてもありがたい環境です。

歯科医に体調が思わしくないことを相談しましたら、
「続けて通うと体調に影響が出るのは当然なので、
休みながら少しずつ治療したほうが良いですよ」
「歯科材料が合わないと分かったら、再治療するので、
遠慮なく相談してください」とのことでした。

実際に試してみないと、わからない体調なので、
理解がある歯科医で良かったです。

化学物質過敏症だと、色々な痛みなどを感じることが多いので、
それが普通の状態だと思い込んで、ほぼ無意識に我慢していたり、
状況によっては、我慢を強いられていたり。(※2)

医者に相談しても、検査数値に異常がないから、
「気のせい」とか「大したことじゃない」とか、
「死なないから大丈夫」とか…。
だから、多少の痛みや違和感は「この程度なら大丈夫」と、
思いこむ習慣になっていたことに気付いたのでした。
次回からは、違和感を感じたら相談することにします。

歯科材料は、事前の簡単な自己判断によるテストで、
問題が少なそうなものを使いましたが、
実際に使用する量によっても、反応する場合があります。
しかし、やってみなくてはわからない部分が多いです。

それでも、体調が悪化することなく、無事に治療が進んだのは、
とても、ありがたいことでした。

あと1か所、金属が取れてしまった歯の治療が残っていますが、
少なくても2ヶ月の休止期間を取るべきだそうです。
体調を考えると、4月以降が良いかと思っています。

※1
電磁波過敏症の場合には、セラミックが良いといわれています。
セラミックにも、金属にも色々な製品があるので、選択の幅はあります。

国産品には良くない成分が入っていると指摘する歯科もあり、
その歯科では、北欧からの輸入品を使っているそうです。

※2
時々タバコの副流煙が遠くから漂ってくることよりも、
低濃度ではあっても、長時間連続で漂ってくる整髪料成分の方が、
ダメージが大きく、頭痛や吐き気で悩みます。
2重のマスクでも防ぎにくいし、翌日まで影響するし。


初出:2012-10-31
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