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念願の歯科治療 [病院など]

先月から歯科で治療を受けています。
歯科という所は、化学物質過敏症の発症者にとっては、
病院の中でも一番リスクが高い所だし、
歯科医でも通常使っている薬品で、
化学物質過敏症を発症することが少なくないらしいです。

体調が悪化する前に通っていた歯科では、
化学物質過敏症に対応できないとのことだったので、
化学物質過敏症支援センターに歯科を紹介していただきました。

以前通っていた歯科に比べると、薬品臭が少ないのですが、
やはり独特のニオイがする消毒薬の成分があります。
でも、30分間の治療を受けて、会社に出勤して仕事ができる程度の状態です。

まず、使える歯科材料を探すことからスタートです。
自分で反応があるかどうかを確認することにしたのですが、
歯科材料をテスト中に、母が湿布薬を使っていると、
どちらに反応しているのか判断できない場合があります。

しかも、最近は湿布薬のニオイに気付かない状態なので、
貼っていることを目視するか、剥離フィルムがごみ箱にあることを目視するか。

痛いから湿布薬を貼ってみる、という姿勢自体に問題があるとは思うのですが。

今回の治療で、1つだけ他の金属と成分が違っていた詰め物を撤去したら、
なんとなく、視界がクリアになったのは嬉しいです。
しかし、治療が遅かったので虫歯が神経に到達しそうだったのは、
かなり、シビアな状態です。
それだけ、リスクが増えるということなので…。

化学物質過敏症を理解してくださる歯科医が増えると良いのですが。
…それよりも、シックハウス症候群と化学物質過敏症を診断できる、
病院とお医者様が増えないと、
他の病名をつけられて体調が改善しない人や悪化する人が減らないですよね。


初出:2012-09-05

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