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医者も薬も嫌い。でも… [私の症状・対処法]

医者と薬が嫌いなのですが、体調と状況によっては、
処方箋が必要な薬を服用するし、病院で点滴をうけることもあります。

2004年に専門外来で化学物質過敏症という診断を受けた時には、
「ビタミンC、ビタミン類、ミネラルを摂るように」という内容の指導と、
体調が悪いときには点滴や酸素吸入も受けるようにと言われました。

しかし、当時の専門外来はクリーンルームで自費だったため、
1回ごとに1万円+治療費という状態で、私の収入では…。

その後、メチコバールという処方薬が末端神経の傷害に効くこと、
タチオン(※1)という処方薬が化学物質による過敏反応に効くことを教わり、
ビタミンC、マルチミネラルと合わせて服用するようになったら、
体調が少し楽になってきました。

化学物質過敏症だと、
体内に溜まってしまった化学物質が原因で様々な症状が起こるので、
原因となっている化学物質を排出するのが原則なのです。(※2)
化学物質を入れない(鼻、口、皮膚などから)、
化学物質を出す(排泄物、発汗など)というのが原則ですが、
副作用が少ない処方薬を適量、摂取するのも一つの方法だと思います。

2009年10月1日から化学物質過敏症が保険適用になりましたが、
実際に対応していただける病院が少ない(殆ど無い)のが現状です。
でも先日から保険適用で、タチオンの点滴を受けられることになりました。

1回目は、可塑剤フリーの輸液セットを使用しましたが、
翌日は、ほぼ寝たきり状態となってしまいました。
可塑剤フリーと言っても、
DEHPという種類の可塑剤を使用していないというだけで、
塩ビ製なので他の種類の可塑剤は使用しています。(※3)

2回目は、PVCフリーの輸液セットを使用しました。
その違いは体感でき、翌日も問題なく勤務することができました。

点滴によって体調が楽になりますが、(※4)
それでも体内に異物を入れるわけだし、バランスが崩れるわけだし、
原則的には発汗によって、体内に溜まった毒素を排出したいです。(※5)

排気ガスに含まれる成分、雑誌や新聞などに使われるインク成分は、
知らず知らずに体内に溜まっている場合が多いと思います。
シャワーだけではなく、入浴による発汗で排出すれば、
不定愁訴が緩和される可能性があります。

※1
タチオンには錠剤と散剤がありますが、
コーティングされていない散剤がお勧めです。
タチオンはビタミンCと同時に服用すると良くないそうなので、
30分~1時間の時間差で服用しています。

※2
しかし、化学物質過敏症と診断されていなくても、
化学物質が原因となっている症状は多いはず。

そして化学物質過敏症を正しく理解している医者が少ないのが現実。
特に、アレルギーの症状、神経症の症状は…。

※3
塩化ビニールは、柔らかくするために可塑剤という添加物が使われているプラスティックです。
今まではDEHPという可塑剤が主流でしたが、環境ホルモンの可能性を指摘されてから、
DINPという可塑剤が多くなり、そしてそれも用途によっては禁止されています。
参考サイト:塩ビ(PVC)規制の潮流
http://j-net21.smrj.go.jp/well/rohs/column/100226.html

※4
タチオンの成分が化学物質を包んでしまうらしいです。
参考書籍:図解アリエナイ理科ノ教科書
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…発禁になっている市町村も有るとか…。
確かに過激な表現はありますが、良識がある人なら間違えないはずだし。
まだ途中までしか読んでいませんが、
わかりやすい理科の参考書だと思うのですけど。

※5
体調に影響する化学物質の多くは脂溶性で、
脂溶性の化学物質は発汗で排出できるそうです。
排気ガスの成分もサウナでの発汗によって排出されるという研究があると、
専門外来でいただいた資料で読んだ記憶があります。


初出:2012-06-06

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