嗅覚6

先日の講演会にて、会場は満席状態。
でも、化学物質過敏症関係の講演ということで、
整髪料や香水の成分は、気にならない程度でした。
ただ、季節柄防虫剤臭は少しかんじられたので、
オーガニックコットンのマスクと、キーメイトマスク（薄い方）と、
2重のマスクを着用していました。

しかし、休憩時間が終了後にタバコの成分…。
知人に「タバコのニオイがしない？」と聞いたら、
「報道関係者で喫煙者がいらっしゃるそうですよ」との答えが…。

そういえば、私が座っていた席から約5m離れた場所に、
カメラを持っている人が…。
その場では吸っていませんが、休憩時間に喫煙されたのでしょうか。

マスクの隙間から、化学物質の成分が入ってくることもありますが、
2重のマスクを着用していても、タバコ成分を感じるこの嗅覚。
ある意味では便利ですが、時々パニックになることがあります。

ニオイが嫌だったり、ニオイが気になるのではなくて、
ニオイを感じると同時に始まる頭痛やら、色々な体調の不具合…。
時々、頭痛がしてからニオイを認識することもあります。
だから、思い込みではなくて、体が反応してしまうのです。

無意識に頭痛をこらえているらしくて、
眉間に皺が寄っていることもあります。
怒っているのではなく、頭が痛いのです。

でも、説明しても理解ができない人は多いです。

でも確実なのは、
反応するのは合成された化学物質が殆どであること。
天然成分で苦手なのは、
今のところキンモクセイの花の香りでしょうか。


初出：2009-12-16