化学物質過敏症についてのmemo

1.
発症者の多くは「知っていたら、気を付けていたのに」と思っています。
2.
うつ、学習障害（言語障害、記憶障害など）、運動障害、家庭内暴力も症状の1つです。
3.
適切な治療と、生活環境改善で症状が改善します。
4.
軽度の発症者は発症に気づいていない場合が多いです。
5.
アレルギー科でも対応できない場合があります。
また、対応できる専門外来は少ないです。
6.
発症者にしか感知できない微量物質があるので、
「気のせい」「気にしすぎ」と言われることがよくあります。
7.
症状があまりにも多い為、
化学物質過敏症を理解していない医者から
「検査結果には問題が無いので、気のせいでしょう」と言われることがあります。
8.
見た目が普通でも何かの化学物質に反応していると、
判断力が徐々に低下している場合があります。
(本人でも気づかない場合があります)
9.
換気が一番です。（ただし、外気がきれいな場合）
10.
一般に市販されている空気清浄機では、逆効果の場合があります。
11.
一般に市販されている消臭芳香剤、消臭スプレー、除菌スプレーは危険なものが殆どです。
12.
発症者が苦手な物質 ワースト5：タバコ、香水、農薬・消毒薬、合成洗剤、消臭剤
空気中に含まれる微量物質によって、発症者の体調が悪くなります。
13.
アトピー性皮膚炎も化学物質過敏症の一種です。
化学物質過敏症の場合は回復時に嗅覚が異常に敏感になりますが、
アトピー性皮膚炎発症者の嗅覚は健常者と同じ程度なので、
原因物質に気づきにくいため治りにくいようです。


初出：2009-09-19