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悪化の経緯2 [私の症状・対処法]

北里研究所病院で化学物質過敏症の診断を受ける前には、
悪いことが重なっていました。

まず、事務所内は塗料の成分と、
新しい家具から発生するホルムアルデヒドが充満している状態でした。

仕事では建築模型を作ったり、※1
自宅ではクリーニングから帰ってきた洋服がホットカーペットの上で温まっていたり、※2
アクセサリーを作るのに使用していたエポキシ樹脂の蓋が壊れて、
揮発成分が揮発し放題になっていたり、※3
事務所には部屋用の消臭芳香剤が置いてあったり、などなど。

その頃は、洗濯にも洗髪にも合成洗剤を使っていたし、
プールで着た水着は、スポーツジムに備えつけられているボディーシャンプー
(これも合成洗剤)で洗って、寝室内に干していました。


※1 建築模型を作ることがありますが、材料はスチレンボードという、
スチレンフォームというプラスティック素材をケント紙ではさんだものや、
コルクボードです。
スチレンペーパーはスチレン用の接着剤(溶剤)でくっつけます。
コルクボードは、スプレーのりというゴム系の接着剤で貼り付けます。
コルクボード自体も、接着剤で固めて作っているらしく、かなりニオイます。
(以前は気にならなかったニオイなのですが…)

そういえば以前、コルクボードで敷地模型を作っていたとき、
午前中から作業を始めて、夕方頃には発熱(38度ちょっと)していました。
今思えば、溶剤などの揮発性物質で発熱していたのが理解できるのですが。

※2 ドライクリーニングでは石油系の溶剤を使います。
成分が残ったまま帰ってくるので、帰ってきたらポリ袋から出して、
風通しのよい場所に置いたほうが良いらしいです。
でも発症者がいる場合は、発症者から遠い場所で干してくださいませ。

※3 エポキシ樹脂という名前よりも2液混合の接着剤で、
5分硬化タイプとか15分硬化タイプという方がわかりやすいかもしれません。
建築現場では、耐水性があるので台所やトイレの床剤を接着するときに使用します。


初出:2008-09-22

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