悪化の経緯3

北里研究所病院で化学物質過敏症の診断を受けてから。

化学物質過敏症支援センターのホームページや、
発症者で建築設計監理がお仕事の方のホームページを参考にして、
できることは試してみました。

悪化し続ける原因は塗料からの揮発物質と、
冷房病の原因として以前から気にしていたエアコンの汚れと、
新しく入れた机と引き出し（ホルムアルデヒド）です。
当時はそれだけだと思っていました。

その頃に塗料メーカーさんから、
ホルムアルデヒドを分解吸着する塗料の紹介があったので、
サンプルを取り寄せたら、「…ニオイがする」

会社の人に聞いてみたら、
鼻を近づけた状態で「確かにニオイはするけど」
というコメント。
でも、私は2m離れた場所で「強烈なニオイ」
合成塗料の成分に負けることを、体験したのでした。

その後も、インターネットで「天然成分で作った消臭剤」
を買っては負けて、廃棄の日々が…。
炭は吸着したら放出するので、煮沸が必要なのですが、
発症者にはできないし、
家族の理解がなければ自分でやるしかない。
でも、その余力も余裕も無い。
ということで、敬遠していたのでした。

春にエアコンの使用が少なくなってから、
エアコンの清掃をお願いしました。
夏に良い結果が出ることを期待して…。
結果は、エアコンの汚れだけではないことがわかりました。


初出：2008-09-23