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悪化の経緯1 [私の症状・対処法]

化学物質過敏症が発症した時期は不明ですが、
悪化していった原因は、大まかに説明できます。

まず、勤務先の事務所が入っているビルの外壁改修と内部の塗装。
クラックの処理と外壁塗装によって、揮発性化学物質を吸ってしまいました。
室内にもシンナー臭が入ってくることが、1週間程度は続きました。
その頃は、頭痛と眩暈で仕事に支障が出ることがしばしばでした。
(2002年の年末頃)
その半年後、事務所が同じビル内で引越しをしました。
(2003年6月末に引越)
塗装してから1週間程度で引越しし、
新しい家具(机と引き出し)の大半を新規入れ替え。
(ドラフターから机に変わったのです)

夏で冷房が必要な頃だったので、
「塗料の臭いが消えるまでは換気が重要」
ということを気にせずに、窓を閉め切って冷房を入れる日々。

引越ししてから数日後から腹痛を感じ、週末は体調が持ち直すものの、
勤務先に行くと体調が悪くなっていくということを経験。
そして、4週間目?に病院に行ったら、
「原因は不明ですが、腸炎を起こしていますので、
このまま入院して、しばらく絶食してください」ということに。
この時点では「化学物質過敏症」という症状名を知りませんでした。

月曜日に入院して、木曜日の午前中で退院。
絶食したお陰で毒抜きできたと理解したのは、
化学物質過敏症を研究し始めてから。

冷房のスイッチが入っている時間は、
体が重かったり、手が動かなかったり、という症状が出始め、
異常な程のイライラや、異常な程の眠気という症状
一桁の計算ができなかったり、1通のメールを打つのにも1時間近くもかかったり、
という経験もしました。

でも、その年の秋は前年に比べて体調が良かったのでした。

しかし、冬にエアコンが使用されるようになってからは、
頭痛、眩暈、吐き気などの症状が出てきました。
一時期は、椅子に座っているのもつらい日々が。

この頃にやっと、化学物質過敏症という名称にたどり着き、
1月に北里研究所病院の予約を取って、診断されたのでした。


初出:2008-09-21

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