塗料を検討する時に必要な資料・欲しい資料 [建材・素材など]
◎塗料を検討する場合には、少なくとも下記の項目1~4の書類が必要です。
◎屋内で使用する塗料は、5~6のいずれかに適合している製品を選びたいです。
◎厚生労働省が定めた13物質を配合していない製品を選びたいです。
◎水性塗料でも、成分によってはシックハウス症候群や化学物質過敏症を発症します。
(水分のみが先に蒸発し、高沸点の揮発性有機化合物が1年以上かけて少しずつ揮発するからです)
1.製品安全データシート(MSDS(GHS対応))(最新版)
2.第三者機関による F☆☆☆☆ 証明書(JIS・大臣認定など)
3.技術・施工資料:塗装の仕様書等
4.施工後の処置:耐久年数、メンテナンス方法、塗り替え時の注意事項等
5.ブルーエンジェル(ドイツにおけるエコマーク)
6.エコマーク認定「塗料」(財団法人 日本環境協会 エコマーク事務局)(Version2.3が最新)
7.低VOC塗料(溶剤系) 自主表示(社団法人 日本塗料工業会) [屋外で使用する場合]
8.塗料に含まれる粒子の大きさと飛散状況
※塗装後、塗料に含まれる粒子が飛散すると、健康障害が発生することがあります。
※ナノ粒子を含む塗料の粒子が飛散する場合には、健康障害の可能性が高くなります。
※ローラー塗装や刷毛塗装は吹付け塗装に比べれば、周辺への飛散が少なく環境に配慮した塗装工事といえます。
9.厚生労働省13物質非配合証明書
※ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、パラジクロロベンゼン、エチルベンゼン、スチレン、クロルピリホス、フタル酸ジ-n-ブチル、テトラデカン、フタル酸ジ-2-エチルヘキシル、ダイアジノン、アセトアルデヒド、フェノブカルブ
10.TVOCデーター
◎屋内で使用する塗料は、5~6のいずれかに適合している製品を選びたいです。
◎厚生労働省が定めた13物質を配合していない製品を選びたいです。
◎水性塗料でも、成分によってはシックハウス症候群や化学物質過敏症を発症します。
(水分のみが先に蒸発し、高沸点の揮発性有機化合物が1年以上かけて少しずつ揮発するからです)
1.製品安全データシート(MSDS(GHS対応))(最新版)
2.第三者機関による F☆☆☆☆ 証明書(JIS・大臣認定など)
3.技術・施工資料:塗装の仕様書等
4.施工後の処置:耐久年数、メンテナンス方法、塗り替え時の注意事項等
5.ブルーエンジェル(ドイツにおけるエコマーク)
6.エコマーク認定「塗料」(財団法人 日本環境協会 エコマーク事務局)(Version2.3が最新)
7.低VOC塗料(溶剤系) 自主表示(社団法人 日本塗料工業会) [屋外で使用する場合]
8.塗料に含まれる粒子の大きさと飛散状況
※塗装後、塗料に含まれる粒子が飛散すると、健康障害が発生することがあります。
※ナノ粒子を含む塗料の粒子が飛散する場合には、健康障害の可能性が高くなります。
※ローラー塗装や刷毛塗装は吹付け塗装に比べれば、周辺への飛散が少なく環境に配慮した塗装工事といえます。
9.厚生労働省13物質非配合証明書
※ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、パラジクロロベンゼン、エチルベンゼン、スチレン、クロルピリホス、フタル酸ジ-n-ブチル、テトラデカン、フタル酸ジ-2-エチルヘキシル、ダイアジノン、アセトアルデヒド、フェノブカルブ
10.TVOCデーター
塗装工事-4 [建材・素材など]
自宅や勤務先、そして隣近所で塗装工事を予定している方に、
一度は読んでいただきたい塗装に関するセミナーの内容が、
東京都環境局の公式ホームページで公開されています。
東京都環境局 揮発性有機化合物(VOC)対策:
http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/air/air_pollution/voc/index.html
最近は、揮発性有機化合物(VOC)対策が少しずつ進んでいます。
そして、規制値や基準値が設けられるケースも増えています。
でも、問題が無いわけではありません。それは、
規制や基準が設定されていない物質が、逆に増えているケース。
だから、TVOC(トータルのVOC量)が重要になってくるのです。
それから、空気調査をする場合でも、
一度は読んでいただきたい塗装に関するセミナーの内容が、
東京都環境局の公式ホームページで公開されています。
東京都環境局 揮発性有機化合物(VOC)対策:
http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/air/air_pollution/voc/index.html
最近は、揮発性有機化合物(VOC)対策が少しずつ進んでいます。
そして、規制値や基準値が設けられるケースも増えています。
でも、問題が無いわけではありません。それは、
規制や基準が設定されていない物質が、逆に増えているケース。
だから、TVOC(トータルのVOC量)が重要になってくるのです。
それから、空気調査をする場合でも、
塗装工事-3 [建材・素材など]
屋外の塗装工事と屋内の塗装工事。
最近は、少しずつ屋内の塗装工事について、
気をつける人が増えてきています。
建築関係者のホームページなどで、
「外壁の塗装工事は、シックハウス症候群などに影響しない」
という記述を見たことがありますが、
私の体調が悪化した大きな原因の一つは、外壁改修工事でした。
鉄筋コンクリート造の外壁改修工事では、外壁の汚れを落としてから、
壁にできているひび割れ(クラック)を樹脂で埋めて、
窓の周りの防水材(シーリング)や目地も取り替えます。
下地を調整してから塗装します。
ひび割れ補修剤や塗料に溶剤が含まれているので、
じんわりと室内に入ってきます。
気づかない量でも、毎日7時間~10時間程度を吸い続けていると、
体内に溜まってくるし、体調に影響します。
因みに鉄筋コンクリートの建物は、10年~15年ごとに、
外壁の塗装をすれば、コンクリートの劣化を抑えられるので、
建物が良い状態で保つことができます。
塗料の耐久性は成分と建物の立地条件で変化します。
最近は、少しずつ屋内の塗装工事について、
気をつける人が増えてきています。
建築関係者のホームページなどで、
「外壁の塗装工事は、シックハウス症候群などに影響しない」
という記述を見たことがありますが、
私の体調が悪化した大きな原因の一つは、外壁改修工事でした。
鉄筋コンクリート造の外壁改修工事では、外壁の汚れを落としてから、
壁にできているひび割れ(クラック)を樹脂で埋めて、
窓の周りの防水材(シーリング)や目地も取り替えます。
下地を調整してから塗装します。
ひび割れ補修剤や塗料に溶剤が含まれているので、
じんわりと室内に入ってきます。
気づかない量でも、毎日7時間~10時間程度を吸い続けていると、
体内に溜まってくるし、体調に影響します。
因みに鉄筋コンクリートの建物は、10年~15年ごとに、
外壁の塗装をすれば、コンクリートの劣化を抑えられるので、
建物が良い状態で保つことができます。
塗料の耐久性は成分と建物の立地条件で変化します。
塗装工事-2 [建材・素材など]
今年(2010年)東京都環境局(化学物質・土壌汚染対策)で、
低VOC塗装のセミナーが開催されました。
VOCとは揮発性有機化合物のことです。
低VOC塗装セミナー(学校編)
「環境と子どもに優しい低VOC塗装」
http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/chemical/event/100203.html
「VOC排出削減対策の必要性について」
「VOC等による子どもへの健康影響について」
「学校の改修工事等における低VOC塗装の施工について」
これから塗装をしようとしている場合、
日曜大工でも、業者さんにお願いする場合でも、
一度読んでから塗料を検討していただきたい内容です。
子どもだけではなくて、何かにアレルギーがある大人でも、
毎日少しずつVOCなどの影響を受けていると、
シックハウス症候群や、化学物質過敏症を発症する可能性があります。
特に、生活空間や職場が交通量が多い場所に近かったり、
低VOC塗装のセミナーが開催されました。
VOCとは揮発性有機化合物のことです。
低VOC塗装セミナー(学校編)
「環境と子どもに優しい低VOC塗装」
http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/chemical/event/100203.html
「VOC排出削減対策の必要性について」
「VOC等による子どもへの健康影響について」
「学校の改修工事等における低VOC塗装の施工について」
これから塗装をしようとしている場合、
日曜大工でも、業者さんにお願いする場合でも、
一度読んでから塗料を検討していただきたい内容です。
子どもだけではなくて、何かにアレルギーがある大人でも、
毎日少しずつVOCなどの影響を受けていると、
シックハウス症候群や、化学物質過敏症を発症する可能性があります。
特に、生活空間や職場が交通量が多い場所に近かったり、
塗装工事-1 [建材・素材など]
屋外の塗装工事と屋内の塗装工事。
最近は、少しずつ屋内の塗装工事について、
気をつける人が増えてきています。
でも、屋外での塗装工事については、
あまり意識されていないし、
それに関する法律や基準などが少ないのが現実です。
それに、塗装工事業者さんのホームページで、
「F☆☆☆☆が付いているので、環境を考慮した安全な塗料です」と、
説明していることを見かけることがあります。
F☆☆☆☆とは、建築基準法で決められた、
ホルムアルデヒドの放出量が一定値よりも低い、
という基準に適合しているという意味です。
ホルムアルデヒド以外の揮発性化学物質に関しては、
F☆☆☆☆だけでは判断できません。
メーカーに問い合わせて、
「製品安全データシート」を取り寄せても、
最近は、少しずつ屋内の塗装工事について、
気をつける人が増えてきています。
でも、屋外での塗装工事については、
あまり意識されていないし、
それに関する法律や基準などが少ないのが現実です。
それに、塗装工事業者さんのホームページで、
「F☆☆☆☆が付いているので、環境を考慮した安全な塗料です」と、
説明していることを見かけることがあります。
F☆☆☆☆とは、建築基準法で決められた、
ホルムアルデヒドの放出量が一定値よりも低い、
という基準に適合しているという意味です。
ホルムアルデヒド以外の揮発性化学物質に関しては、
F☆☆☆☆だけでは判断できません。
メーカーに問い合わせて、
「製品安全データシート」を取り寄せても、
ホルムアルデヒド-2 [建材・素材など]
気温が高い日が続きますと、
化学物質も元気に揮発し始めます。
購入して10年以上経過しているはずのパソコンデスク。
一般的な仕様なので、ポリエステル化粧合板、
でも、裏側は合板そのままが見えている状態。
そしてホルムアルデヒドが、ほんわか揮発中。
換気していても、気温が32度以上になると、
ホルムアルデヒドが気になります。
でも、それよりも怖いのが最近の住宅。
屋根の下地や天井裏に構造用合板が使用されている場合。
気温が高くなって、断熱材がきちんと入っていないと、
屋根裏はかなりの高温になります。
そして、構造用合板などがF☆☆☆☆の製品であっても、
化学物質も元気に揮発し始めます。
購入して10年以上経過しているはずのパソコンデスク。
一般的な仕様なので、ポリエステル化粧合板、
でも、裏側は合板そのままが見えている状態。
そしてホルムアルデヒドが、ほんわか揮発中。
換気していても、気温が32度以上になると、
ホルムアルデヒドが気になります。
でも、それよりも怖いのが最近の住宅。
屋根の下地や天井裏に構造用合板が使用されている場合。
気温が高くなって、断熱材がきちんと入っていないと、
屋根裏はかなりの高温になります。
そして、構造用合板などがF☆☆☆☆の製品であっても、
レジ袋… [建材・素材など]
買い物をした時、
「紙袋にしますか?ビニール袋にしますか?」
と、聞かれて悩んだ事があります。
というのも、最近のレジ袋はダイオキシン問題対応で、
殆ど全てがポリエチレンの袋になっているからで…。
一般的にはポリエチレンの袋もビニール袋と言われることを知っていますが、
「環境問題に取り組んでいる」と思われるお店で、その質問…?
基本的に、可塑剤を含んだ塩化ビニールで作られた袋が、
ビニール袋だと思っているので…。
最近は、コットン製の袋を持ち歩いているので、
商品とほぼ同時に出すことで、
「紙袋にしますか?ビニール袋にしますか?」
という質問を聞かなくて済む状態にしています。
仕事で疲れた頭でそんなことを聞かれたくない、
「紙袋にしますか?ビニール袋にしますか?」
と、聞かれて悩んだ事があります。
というのも、最近のレジ袋はダイオキシン問題対応で、
殆ど全てがポリエチレンの袋になっているからで…。
一般的にはポリエチレンの袋もビニール袋と言われることを知っていますが、
「環境問題に取り組んでいる」と思われるお店で、その質問…?
基本的に、可塑剤を含んだ塩化ビニールで作られた袋が、
ビニール袋だと思っているので…。
最近は、コットン製の袋を持ち歩いているので、
商品とほぼ同時に出すことで、
「紙袋にしますか?ビニール袋にしますか?」
という質問を聞かなくて済む状態にしています。
仕事で疲れた頭でそんなことを聞かれたくない、
しっくい♪ [建材・素材など]
3月にお仕事で甲府に行きました
特急を含めた電車に長時間乗っていると体調が悪くなるので、
途中の駅で休憩しながら、
仕事開始時間よりも1時間以上は早く到着することにしています。
到着したら空気が良い場所をお散歩しながら、体調を整えます。
もちろん、時間を有効に使って建物を見学するのも仕事の内です。
今回、早く到着して見学したのは甲府城です。
平日だったのでとても空いていましたので、
色々な化学物質(整髪料や香水や防虫剤や…)に負けることなく、
体調回復と見学ができました。
敷地内にはこんな実物見本が展示されていました。
お城の外壁が作られる状態が、工程毎に見られます。
一番左側が低くなっているのは、屋根瓦が載っているから。
瓦の重みで木と木が、がっちりと組み合わさっているのが良くわかります。
伝統構法は瓦の重みも重要なのですね。
そしてその隣には、伝統構法によって建てられた建物があります。
手前に見える屋根が、漆喰工程の実物見本です。
特急を含めた電車に長時間乗っていると体調が悪くなるので、
途中の駅で休憩しながら、
仕事開始時間よりも1時間以上は早く到着することにしています。
到着したら空気が良い場所をお散歩しながら、体調を整えます。
もちろん、時間を有効に使って建物を見学するのも仕事の内です。
今回、早く到着して見学したのは甲府城です。
平日だったのでとても空いていましたので、
色々な化学物質(整髪料や香水や防虫剤や…)に負けることなく、
体調回復と見学ができました。
敷地内にはこんな実物見本が展示されていました。
お城の外壁が作られる状態が、工程毎に見られます。
一番左側が低くなっているのは、屋根瓦が載っているから。
瓦の重みで木と木が、がっちりと組み合わさっているのが良くわかります。
伝統構法は瓦の重みも重要なのですね。
そしてその隣には、伝統構法によって建てられた建物があります。
手前に見える屋根が、漆喰工程の実物見本です。
毒と薬は紙一重 [建材・素材など]
化学物質過敏症が悪化すると、天然の木にも反応することがあります。
工事現場で、無垢の米ヒバ材を使ったことがあります。
会社がお休みの日に、打ち合わせで工事現場に行った時に、
時間があったので、米ヒバ材を電動のこぎりやのみで、
削っているところをゆっくりと見学することができました。
おがくずから出る木の香りは、
最初は結構強烈な刺激でしたが、
次第に良い香りになっていったのが不思議です。
ヒバ材には、ヒノキチオールと呼ばれる化学物質が含まれています。
これは催奇性があるとされている物質です。
ヒノキに多いと思われている物質ですが、実はヒバ材に多いです。
そして、ヒノキチオールにアレルギーがある方もいらっしゃるらしいです。
でも、これは私の考えでしかないのですが、
工事現場で、無垢の米ヒバ材を使ったことがあります。
会社がお休みの日に、打ち合わせで工事現場に行った時に、
時間があったので、米ヒバ材を電動のこぎりやのみで、
削っているところをゆっくりと見学することができました。
おがくずから出る木の香りは、
最初は結構強烈な刺激でしたが、
次第に良い香りになっていったのが不思議です。
ヒバ材には、ヒノキチオールと呼ばれる化学物質が含まれています。
これは催奇性があるとされている物質です。
ヒノキに多いと思われている物質ですが、実はヒバ材に多いです。
そして、ヒノキチオールにアレルギーがある方もいらっしゃるらしいです。
でも、これは私の考えでしかないのですが、