『Killer MCS & 化学物質過敏症 その原因と症状、治療法』『カナリアのとなりに』-2

前回の記事では、『Killer MCS.& 化学物質過敏症 その原因と症状、治療法』
についての感想などが中心だったので、今回は、
『カナリアのとなりに』
についての感想を・・・

そして、以前紹介されていたサイトから抜粋しますと・・・

化学物質過敏症は、花粉症のように誰でも発症する可能性のある病。
しかし未解明で、医者ですら懐疑的に思う人もいます。
周囲からの理解も得にくく、患者は孤立しがち…

私が化学物質過敏症の診断書を手にしたのは、
2004年1月なので、15年が経過していますが、
それでも、自分でも理解が浅かったと思うことが頻繁に発生します。

だから、他人が理解するのは、
奇跡に近いことなのではないかと思うのです。

それなのに、この本には、
とても暖かい言葉がたっぷりと含まれているので、
私も暖かい気分に浸れました。

一人でも、少しの理解をしてくれる人が身近に居れば、
少しは生きやすいと思えます。

実際には・・・
※これから先には愚痴がありますので、苦手な方はスルーしてくださいませ。

でもやっぱり、患者は孤立しがちなのですよね・・・

例えば、理解者だと思っていた人が、
目の前で香料入りハンドクリームやリップクリームを使う時に、
「このくらい大丈夫でしょ。我慢して」
「ちょっとニオイがあるけど、ごめんね」と言ったり、
（その時点で、全身から力が抜けたり、酷い頭痛がするのですが・・・）
「君が居るから、君の近くに居る人は、
好きな整髪料を使えなくてかわいそうだね」と言ったり。
（生きていちゃ、いけないのですかね？）
「世代が変われば、それらの香料にも対応できるようになるよ」
（私が対応できなければ、意味ないですよね？）
（それにショウジョウバエのような世代交代は無理でしょ）
「私も殺虫剤は苦手だから、少しだけ使いました」
（ごく微量であっても、残存した成分で体調が悪くなるのです）
「ニオイがあると思うから、体調が悪くなるのでしょ」
（ニオイに気づかなくても、目の痛みと視力低下が・・・(T_T)）
（室内ですが、発生源から10mは離れていました(>_<)）
言えなかった言葉を（ ）内に小さい文字で表現してみました。

気のせいで、視力低下は起きないし、
空気環境の違いで、
使えるメガネが違うということもないと思います。
体調によって、反応する成分の種類も量も変わるし・・・(^^;

気のせいではないけど、
気の持ちようで、
何とかなることもないわけではないです。

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