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表示成分が同じでも、揮発成分が同じとは限らない!! [介護(介助)]

母が通っているデイサービスからの帰宅後に、
母から揮発するシャンプーのニオイが気になったのは、
昨年の夏のころ・・・(※1)

その後、ケアマネさんが交代して、
3人目(最初から数えると5人目)になりました。
石鹸生活をしている、そのケアマネさんからは、
ほんわかと香料成分・・・
一般的なヘアカラーも使用中とのことですが、
それよりも、シャンプーの香料が強かった・・・

5分程度の打ち合わせなら問題なくても、
30分以上の打ち合わせになると、
1週間程度は(その間に2回、解毒剤の点滴)
体調に影響が出る程度です。

メーカーのお客様対応の人が、
「成分は変わっていません」と説明した。
ということですが、
確かに表示成分は変わっていないと思います。
水(溶剤)、カリ石ケン素地(洗浄剤)、クエン酸K(pH調整剤)、
エタノール、グリセリン、香料(フローラル)

ですが、香料(フローラル)の詳細は・・・

建材なら小型チャンバーで、
揮発物質の測定をする場合がありますが、
その測定データを公表するメーカーは少ないです。

ちなみに小型チャンバー試験がわかりやすいリンク。
https://www.ktr.co.jp/analysis/case/case_116.html
(株式会社カネカテクノリサーチ 放散試験(小形チャンバー法))

測定にかかる費用が捻出できない、
なら、マシですが、
測定?何それ?というメーカーも少なくない。
でも、生活用品では、それすらも・・・

行政がTVOCを測定した例もありますが、
現時点では公式サイトからページが削除され・・・

ブログを見つけたのでリンクを張ります。
https://kaoribunko.exblog.jp/23759909/
それによると、
・油性マジック(太め) 224ppm
・柔軟剤1 642ppm
・柔軟剤2 653ppm
・化粧品 フェイシャルシート1900ppm

油性マジックよりも、
柔軟剤やフェイシャルシートからの揮発量が大きい。

世間一般の香料製品が増え、
嗅覚が麻痺し(たぶん)
より強い香料(刺激)を求める人が増え・・・
という状況だとは思いますが、
それによる影響を理解しなければ、
原因不明の体調不良の人が増えていくように思います。

せめて、介護施設では無香料製品を使っていただきたいです。
そして、合成界面活性剤不使用、
抗菌剤不使用、消臭成分等不使用

できたら動物性油脂不使用の製品を。
もちろん、香料は入っていなくても溶剤が入っていたら問題外。(※2)

過去の記事
(※1)
香害対策:高齢者施設・・・
https://canary-nyan.blog.so-net.ne.jp/2017-07-30
香害対策:高齢者施設・・・2
https://canary-nyan.blog.so-net.ne.jp/2017-10-01
(※2)
蛍光剤・漂白剤・着色料無添加。でも、溶剤入りの合成洗剤(>_<)
https://canary-nyan.blog.so-net.ne.jp/2018-06-01

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