リフォームのタイミング2（今までの改修工事など） [自宅の改修]
化学物質過敏症が悪化したのは、
主に仕事が原因で2002年12月頃からでしたが、
2003年6月から更に悪化し、11月頃から更に悪化し、
それまでは問題が無かった自宅でも、
寝るのが辛い日々が続きました。
その頃は、原因物質を撤去したくても作業ができない状態だったので、
温泉や自宅の風呂での発汗、
空気が良さそうな場所でのウォーキング、
時々、足裏マッサージ、全身マッサージ、鍼などで、
体調を整えることを優先していました。
それと同時に、
私が使っても問題ない建材を探していましたが、
サンプルで体調を崩すことも多かったのでした。
それに、私の嗅覚で気付かない濃度でも、
体調に影響がある成分が存在する空間で、
長い時間を過ごす場合は、
少しずつ、その成分に関する閾（しきい）値が低くなり、
少しずつ、体調に影響することがあります。
だから、建材を試す場合は、
サンプルに鼻を近づけてニオイを確認するのではなく、
小さいサンプルをいつもの空間に置いて、
それからの影響を観察し、
少しずつサンプルを大きくして確認する必要があるのです。
その後、条件付きで、それまでと同じようにできなくても、
設計監理ができる体調に近づき、
私が選択した建材で施工した建物が完成しました。
その後、アクティブ方式での空気質調査を実施することにしてからは、
体感だけではなく、数字で確認できるようになりました。
普通のフリをしていているので、
会う人によっては「お元気そうで良かったですね」とか
「症状が軽いから仕事できるのでしょ」と言われます。
アナフィラキシーなどの、
病院での処置が必要な症状が無いので、
その点では症状が軽いのですが、
酷い頭痛や全身の関節の痛みなどで動けない時、
学習障害で仕事に支障がでる時はよくあります。
現場に行った翌日は半日休んで点滴を受けたり、
体調によっては1日休んだり、
休日は休みながら溜まった家事を、
可能な範囲でこなす、という状態です。
それでも、仕事を続けられることに、
そして、理解がある会社に感謝しています。
さて、2010年に竣工した建物では、
TVOCが400μg/m3の基準をクリアできる部屋がある一方、
一般的な仕様にした場所では2000μg/m3を超えたなど、
建材の選択、施工状況などによる影響を実感しました。
TVOC＝総揮発性有機化合物で、
新築の場合、暫定目標値は400μg/m3です。
そして2010年冬に自宅のボイラーが故障し、
キッチンの給水管からの水漏れなど、
不具合個所が多くなったので自宅の改修を決意し、
2011年3月に改修工事が完了しました。
自宅に住みながらの改修工事は、
とてもハードルが高い工事なので、
建材に関しての知識と経験が少ない場合は、
体調が悪化する場合が多いです。
だから、一部屋だけの工事でも、
できれば2日～1週間の外泊がオススメです。
私の場合は、空気の流れを確保してから、
寝室と施工場所をきっちり養生しました。
そして、それまでに経験した設計監理中の
体調維持のノウハウがあったので、
多少の影響があったものの、問題は少なかったです。
ですが、化学物質過敏症生活が短い場合は、
色々な症状が苦しいので、
全ての部屋を短期間でリフォームしたくなるらしいです。
でも、リフォームしてから、
使った建材や施工方法に問題があることに気付くことが多く、
今まで、多少の問題があっても住めた場所に、
住めなくなるケースも多いらしいです。
予算が潤沢な場合は別として、施工には費用がかかるので、
とりあえずは寝室以外の部屋に、建材を置いて様子を見ましょう。
DIYの場合も、ペンキや漆喰を壁などに塗る前に、
大きなサンプルに塗ったものを室内に置いて、
様子を見ましょう。
これは私からの提案ですので、
実行する場合には、自己責任でお願いします。
2011年の工事完了後、
2014年には要介護1の母のために、
手摺を付けたり、畳をフローリングにしたり。
過去の記事：あこがれの杉フローリング♪
http://canary-nyan.blog.so-net.ne.jp/2014-05-25
その他は、マイカテゴリー[自宅の改修]をご参照くださいませ。
2015年の夏以降は、
近隣で改修工事や新築工事があることがわかり、
全熱交換型換気扇を排気専用の換気扇に取り換えたり、
物置の内壁にVOCが殆ど揮発しない塗料を塗ったり。
体調への影響を考慮しながら、
使えそうな建材を試してみながら、
少しずつ改修工事を実施しています。
そして、この冬も少しの改修工事を予定しています。
まずは、アルミサッシの隙間から侵入する、
タバコや柔軟剤成分の緩和。
これはDIYレベルなので自力で施工します。
準備が出来次第、お知らせします♪
主に仕事が原因で2002年12月頃からでしたが、
2003年6月から更に悪化し、11月頃から更に悪化し、
それまでは問題が無かった自宅でも、
寝るのが辛い日々が続きました。
その頃は、原因物質を撤去したくても作業ができない状態だったので、
温泉や自宅の風呂での発汗、
空気が良さそうな場所でのウォーキング、
時々、足裏マッサージ、全身マッサージ、鍼などで、
体調を整えることを優先していました。
それと同時に、
私が使っても問題ない建材を探していましたが、
サンプルで体調を崩すことも多かったのでした。
それに、私の嗅覚で気付かない濃度でも、
体調に影響がある成分が存在する空間で、
長い時間を過ごす場合は、
少しずつ、その成分に関する閾（しきい）値が低くなり、
少しずつ、体調に影響することがあります。
だから、建材を試す場合は、
サンプルに鼻を近づけてニオイを確認するのではなく、
小さいサンプルをいつもの空間に置いて、
それからの影響を観察し、
少しずつサンプルを大きくして確認する必要があるのです。
その後、条件付きで、それまでと同じようにできなくても、
設計監理ができる体調に近づき、
私が選択した建材で施工した建物が完成しました。
その後、アクティブ方式での空気質調査を実施することにしてからは、
体感だけではなく、数字で確認できるようになりました。
普通のフリをしていているので、
会う人によっては「お元気そうで良かったですね」とか
「症状が軽いから仕事できるのでしょ」と言われます。
アナフィラキシーなどの、
病院での処置が必要な症状が無いので、
その点では症状が軽いのですが、
酷い頭痛や全身の関節の痛みなどで動けない時、
学習障害で仕事に支障がでる時はよくあります。
現場に行った翌日は半日休んで点滴を受けたり、
体調によっては1日休んだり、
休日は休みながら溜まった家事を、
可能な範囲でこなす、という状態です。
それでも、仕事を続けられることに、
そして、理解がある会社に感謝しています。
さて、2010年に竣工した建物では、
TVOCが400μg/m3の基準をクリアできる部屋がある一方、
一般的な仕様にした場所では2000μg/m3を超えたなど、
建材の選択、施工状況などによる影響を実感しました。
TVOC＝総揮発性有機化合物で、
新築の場合、暫定目標値は400μg/m3です。
そして2010年冬に自宅のボイラーが故障し、
キッチンの給水管からの水漏れなど、
不具合個所が多くなったので自宅の改修を決意し、
2011年3月に改修工事が完了しました。
自宅に住みながらの改修工事は、
とてもハードルが高い工事なので、
建材に関しての知識と経験が少ない場合は、
体調が悪化する場合が多いです。
だから、一部屋だけの工事でも、
できれば2日～1週間の外泊がオススメです。
私の場合は、空気の流れを確保してから、
寝室と施工場所をきっちり養生しました。
そして、それまでに経験した設計監理中の
体調維持のノウハウがあったので、
多少の影響があったものの、問題は少なかったです。
ですが、化学物質過敏症生活が短い場合は、
色々な症状が苦しいので、
全ての部屋を短期間でリフォームしたくなるらしいです。
でも、リフォームしてから、
使った建材や施工方法に問題があることに気付くことが多く、
今まで、多少の問題があっても住めた場所に、
住めなくなるケースも多いらしいです。
予算が潤沢な場合は別として、施工には費用がかかるので、
とりあえずは寝室以外の部屋に、建材を置いて様子を見ましょう。
DIYの場合も、ペンキや漆喰を壁などに塗る前に、
大きなサンプルに塗ったものを室内に置いて、
様子を見ましょう。
これは私からの提案ですので、
実行する場合には、自己責任でお願いします。
2011年の工事完了後、
2014年には要介護1の母のために、
手摺を付けたり、畳をフローリングにしたり。
過去の記事：あこがれの杉フローリング♪
http://canary-nyan.blog.so-net.ne.jp/2014-05-25
その他は、マイカテゴリー[自宅の改修]をご参照くださいませ。
2015年の夏以降は、
近隣で改修工事や新築工事があることがわかり、
全熱交換型換気扇を排気専用の換気扇に取り換えたり、
物置の内壁にVOCが殆ど揮発しない塗料を塗ったり。
体調への影響を考慮しながら、
使えそうな建材を試してみながら、
少しずつ改修工事を実施しています。
そして、この冬も少しの改修工事を予定しています。
まずは、アルミサッシの隙間から侵入する、
タバコや柔軟剤成分の緩和。
これはDIYレベルなので自力で施工します。
準備が出来次第、お知らせします♪
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白馬の王子様
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