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ドラム式洗濯機では汚れは落ちにくい!と思うし… [生活用品]

先日のランチ時、隣テーブルの女性2人の会話で、
「ドラム式の洗濯機を使っているのだけど、
タオルがごわごわになって困る」
「柔軟剤を入れてもゴワゴワだし、ニオイも取れない」
という会話が耳に入ってきました。

洗濯方法については、色々と研究中だし、
基本設計中に、脱衣室やユーティリティを考える時に、
洗濯機の大きさや使い勝手は気になるところです。(※1)

とにかく、ドラム式洗濯機の洗い方については、
使用している機種によって違うと思うので、
「使用上の説明をよく読む」のが基本だと思います。

ということで時間が空いた時に、
試しに家電メーカーのサポートページを見てみました。(※2)

「タオルなどのゴワゴワを抑えるには?」
というページには、洗い方の説明と共に、
以下の注意事項が記載されています。

柔軟剤は、油成分ですので、
入れすぎは衣類の黒ずみの原因となります。


また「においが気になります」という項目があり、
においが気になる場合の対処方法が記載されています。
そして原因のひとつに柔軟剤があげられています。

柔軟剤の量が多いと、
繊維をコートしている仕上げ剤の成分が洗濯で落としきることができずに、
汚れを再付着させることがあります。
柔軟剤を適量で使っていただくようお願いします。


ドラム式だと使用する水量が少ないのですが、
汗などの水溶性の汚れを水に溶かして流す、
という作業が難しいように感じます。
汚れが多ければ、それに見合った水が必要だと思うのです。

家事の先輩は、
「自動洗濯機は合成洗剤を衣類に浸みこませる機械」
という表現をされていました。
「2層式の洗濯機が一番、綺麗に洗濯ができる」
ということも聞いたことがあります。

知人宅でもドラム式洗濯機を使っているそうですが、
汗のニオイなどは残っているし、
それが気になるから香料が入っている柔軟剤を使っているそうです。(※3)
そして、それを着ていると湿疹が出るそうで…。

私の自宅では、縦型の1層式洗濯機です。
「アルカリウォッシュ(セスキ炭酸ソーダ)」や
「洗濯ソーダ(過炭酸塩、炭酸塩)」を使い、
冬の間は風呂の残り湯も利用します。

室内干しをしていますが、室内の湿度や温度によっては、
気温が低くても効率が落ちにくい「コンデンス型」除湿機を使います。
衣類からの汗のニオイが気になったことは、殆ど無いです。(※4)

最近の「香りブーム」は、
きちんと洗濯できないから、ニオイで全てを誤魔化す。
ということに他ならないと思っています。

自宅にも近所から漂ってくる「香り」というニオイ。
体調によっては頭痛、吐き気、倦怠感が出ます。(※5)

合成香料は合成された化学物質です。
天然香料に比べると、使われている時間が短いので、
その安全性は検証段階だと思います。

日々増え続ける化学物質を単体の影響だけでなく、
複合の影響を検証し終えるまでには、
途方もない時間が必要だと思います。

※1
建築設計監理事務所での「お仕事」のおおまかな流れ
基本計画→基本設計→実施設計→見積→確認申請→工事監理
基本設計は「プランニング」とか「間取り図作成」です。

※2 panasonic
サポート > サポート情報一覧 > よくあるご質問 > ななめドラム洗濯乾燥機

※3 柔軟剤に関しては、こちらもチェックしてくださいませ。
NHKオンライン http://www.nhk.or.jp/
「おはよう日本」特集まるごと 2013年9月20日(金)
香り付きの柔軟剤 過度な使用に注意

※4
洗う前は、「う″っ」と言う位に嫌なニオイです。
衣類に付着したタバコの成分、整髪料の成分、
合成洗剤の成分(合成界面活性剤、合成香料その他)
そしてそれらを摂取した後、体内から汗と一緒に出てきますが、
それらの色々なニオイが混ざっているのです。

初出:2013-12-29

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