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塗装工事-5 [建材・素材など]

水性塗料は、
「環境にやさしく、人体に無害」といわれていますが、
私の体調が悪化した原因の一つです。
理由は、高沸点の有機溶剤がじんわりと時間をかけて発散するからです。

しばらく前の休日に、低周波音で目が覚めました。
でも、だるくて、そのままうとうとと…。
母に起こされ、しぶしぶ起きて、気になる音の発生源は…。

なんと、50m離れた住宅の外壁塗装工事中でした。
音だけではなく、溶剤臭も…(T_T)
その後、部屋の窓をシッカリ閉めてから外出し、
塗装工事が終わる夕方までは、帰宅しないことに。

つまり、ペンキに含まれる溶剤の成分で体調が悪くなって、
起きられなかったのですが、
工事現場には、水性塗料を使用中との看板が…。

これは、塗装工事の手順を知らないと誤解する内容です。

仕上げの塗料が水性でも、下地調整や下塗り剤には、
下地と仕上げ塗料をなじませ、剥がれ難くするために、
接着剤のような役割を持った材料が使われますが、
有機溶剤が含まれることが多いのです。

しかし、一般的な塗装工事業者の営業担当者は、
「(上塗り材が)水性で安全」とか、「F☆☆☆☆だから環境にやさしい」
ということしか説明しないことが殆どです。

水性でも有機溶剤を含んだ塗料は多いし、
F☆☆☆☆は、ホルムアルデヒドが基準値よりも少ないだけだし。

外壁の塗装工事などで体調を壊したくない場合には、
MSDS、成分表、施工要領書等を塗装業者に提示していただきましょう。
対応してくれない場合には、
地元で3代以上続いている、健康に関心のある工務店さんに相談。

折込チラシや飛び込みの営業や、電話での営業で、
私が欲しい資料を提出してくれる人に、
会ったことが無いのが事実です。


初出:2011-12-21

※SDSは平成23年度(2011年度)までは、
「MSDS (Material Safety Data Sheet : 化学物質等安全データシート)」と呼ばれていました。
2016年現在でもMSDSで検索がヒットする場合が多いです。

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