SSブログ

安心な食材とは…6 [放射能など]

私が思い描く、安心な食材の流通状態は…。

一般的なスーパーでも、
食材のパックに放射性物質の測定値が記載され、
農薬の使用状況(種類と回数)が記載され、
加工品に関しては製造年月日も記載され、
食品添加物に関しては、
名称だけではなく使用量の%まで記載されている状態。

現時点で一部のスーパーでは、
農薬の使用状況が記載されていますが、
回数だけの場合が多いです。

減農薬という表現は曖昧で、
強い薬を使っていても、回数が少なければ減農薬だそうです。
農薬によっては、根から吸い込ませる種類があるので、
良く洗っても、皮を剥いても、中身にはシッカリ残存。

有機栽培といっても、
指定された農薬ならば使って良いので、
無農薬とはちょっと意味が違ってきます。
それに、有機自体が不明瞭で、
ホルモン剤などが餌に含まれている場合には、
それらが残存している可能性があります。

無農薬や有機栽培でも、輸入品の場合には、
入国時に農薬のシャワーを浴びている場合がありますが、
明記されていることは、殆どありません。

放射性物質に関して現時点では
色々な公表データから類推するしか手段が無い状態ですが、(※1)
国内の技術で全数検査を実施できる、
機械とシステムの製造は可能とのことですので、
測定した数値を偽造できないようなシステムを搭載して、
稼動していただきたいです。

数値が記載されてあれば、数値によっては、
ある程度は調理方法で落とすという手段で対応できます。

今後、たくさんの測定値によって、
食品全体の数値と可食部のみの数値、
調理方法による数値などの研究が進めば、
栄養素が減る可能性を無視した調理方法を実施しなくて済みます。
もちろん、測定限界1ベクレル程度で「検出せず」がベストですが。

産地偽造、杓子定規な測定、非現実的な測定方法、数値の非公開が、
風評被害を引き起こしていることは明確かと。
測定結果が出る前に、店頭に並んでいる食材も多いです。
きちんと測定して、きちんとデータを公開すれば、
風評被害が無くなると思います。

※1
子どもを守ろう http://savechild.net/
全国の食品の放射能調査データ http://atmc.jp/food/


初出:2011-10-12

※2016年現在参考にしているサイト
食品と暮らしの安全 http://tabemono.info/

nice!(0) 
共通テーマ:健康

nice! 0