「普通」と「大変」は人それぞれ [私の症状・対処法]
愚痴なので、苦手な方はスルーしてくださいませ。
世間話のつもりで、
「イロイロ大変だったけど、
なんとか、生きています」と伝えたら、
「誰だって大変でしょ」と言われて、
返答に困ったことがあります。
それは、体調が悪化して、
それが化学物質過敏症だと気づいて、診断を受け、
自分でできる限りの改善方法を試行錯誤しながら、
少しずつではあっても、
体調が悪化する前と同じとはいえなくても、
普通のフリをして生活できるようになった頃です。
そしてその頃は、
記憶と言語に、今よりももっと支障があって、
普通にしゃべるのも精いっぱいだったのでした。
その時の私にとっての「大変なイロイロ」は、
室内に充満した副流煙に負けて、
窓から飛び降りそうになったり、
少しでもマシな空気を吸いたくて、
真冬でも窓を開けていたり・・・
だったのですが、
頭が動かない時期だったので、
私の大変は大したことないのかと思ってみたり・・・
それから、体調が安定してきたころ、
「小さい頃に犬に噛まれた跡が残っている」
を説明しようとしたら、
似たような跡が両手にたくさんあることに気づいて、
「リストカットしそうになって、
それを回避するために自分で噛んだ跡」と説明したら、
「そんな辛い話を聞きたくない」
と言われてしまいました。
私としては、
「そんなこともあったけれど、
こうして仕事も生活もできています~」
というつもりだったし、
リストカットを回避するために、
自分の手にかみつくことは普通のことだったのですが、
話を中断されたように思い、
拒絶された、私を否定されたと受け取ってしまって、
次の言葉が飛んでしまって・・・
言わないと伝わらないことって多いですよね・・・。
室内で溺れそうになることって、
(息が吸えなくてあわあわすること)
頻繁には起こらないけれど(起こったら困る)
でも、気を付けないと起きることですが、
化学物質過敏症になる前は、
息苦しさを感じることはあっても、
溺れそうになることは無かったように思います。
でも、寝ているときに喘息を起こすと、
何が起こったか理解するまでに時間がかかるし、
初めて喘息が起きた時にも、
どうなったのか理解できなかったし・・・
柔軟剤成分が付着したお届け物の影響が、
2週間近くも続いていたり・・・
なんにせよ、初めてのことには戸惑ってしまっても、
2回目からは冷静に対応できるようになるから、
必要な順応性の高さは身についていると、
一応は自分で納得しているのでした。