蛍光剤・漂白剤・着色料無添加。でも、溶剤入りの合成洗剤(>_<)

先日、介護関係の用事で、昼過ぎに、
とある施設を訪問しました。
訪問時間は２０分程度・・・

夜中から頭痛が酷くなり、
溶剤のようなニオイが気になり始めました。

後日、その施設で使っている洗剤が判明。
蛍光剤・漂白剤・着色料が無添加。
でも、商品名には「香りの」〇〇〇〇・・・(?_?)

成分は、
界面活性剤(25％、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、
ポリオキシエチレンアルキルエーテル)、
アルカリ剤、溶剤

・・・溶剤？？？
どうやら、これが「香り」になっているらしいです。

そして、この洗剤について、
知人から気になる情報を得ました。
新聞販売店からもらったことがあるとのこと。

「インクの香りが好き」という方もいらっしゃるし、
合成香料は、揮発性有機化合物（VOC）だから、
シンナーと似たようなものだし・・・

ドライクリーニングでは、
溶剤で汚れを落としているので、
確かに溶剤で落ちる汚れ成分もあるし。

でも、溶剤系成分をきちんと揮発させて、
衣服に残らないようにしないと、
シックハウスの原因でもあるし。（※1）

それから界面活性剤の、
直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩は、
LASと表記されることもある合成界面活性剤で、

・生分解性が他の合成洗剤や石けんに比べて悪い
・衣類への残留が肌の刺激になることがある
・環境生物への影響も懸念される

uki☆uki☆せっけんライフ 「石けんと合成洗剤」より引用
http://sekken-life.com/life/soap_senzai.htm

肌が弱い方は、
LASや、その他の合成界面活性剤を避ければ、
良いと思います。（※2）
柔軟剤にも、
繊維に残りやすくする成分が入っているので・・・（※3）

個人的な意見ですが、
「香りの」〇〇〇〇は、成分を見て、調べたら、
介護関係施設で使うのは、
ちょっと？？？な感じの洗剤だと思います。

そういえば、
無添加〇〇〇という洗剤にも、
このLASが入っています。
参考サイト
http://takuhaipapa.com/ekitaisenzaisarasa-syouhinnsetumei/


結局、その洗剤に入っていた溶剤成分は、
１週間以上も私の体調に影響していたのでした。

化学物質過敏症の場合、
何かに反応すると、少しずつ少しずつ、
その何かに関する閾（しきい）値が下がるのです。

ppm単位ではなく、ppbとかppt単位で・・・(^^;
PPM、PPB、PPTの意味、パーセントとの変換
https://mathwords.net/ppm


※1 国土交通省
建築基準法に基づくシックハウス対策について
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/jutakukentiku_house_tk_000043.html

リンク先ページの一番下にある、
シックハウス対策パンフレット
特に５ページをご参照ください。

※2 過去の記事：オススメの洗濯洗剤
http://canary-nyan.blog.so-net.ne.jp/2018-05-20

※3 参考ブログ記事：柔軟剤は本当に必要なのか
https://ameblo.jp/rik01194/entry-12314608438.html