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建築士の定期講習会 [私の症状・対処法]

先日、建築士の定期講習会を受講しました。
2011年3月に受講してから3年目です。

前回の講習会後には震災があり、原発事故がありました。
体調が悪い日が続いていたのですが、
一応、受講できる体調に回復していたと思います。

受講会場は、竣工2年以上の新しい建物で、
新築時の色々な成分は揮発しきっていたような感じですが、
それでも、クリーニング剤や難燃剤系の化学物質が残存。
それに加えて、受講者が身にまとった成分。

新しい建物なのに、換気が、あまり良くなかったのが残念です。
利用者人数に合わせた換気量は確保されているはずですけど、
途中で酸欠気味になったのは、
厚手のマスクを着用していたことが原因、
というわけではない気がしています。(※1)

今年度のテキストにも、化学物質過敏症に関する、
簡潔で分かりやすい説明がありましたが、
それ以外に、押さえておくべき情報量が多くて、
今回も化学物質過敏症に関する説明が無かったのが残念でした。
でも、全ての受講者の方に、その部分をきちんと読んでいただきたいです。

「症状が軽いから働いているのでしょ」と、
言われることが時々ありますが、
色々と工夫して、試行錯誤しています。

正直な話、一時期はまともに仕事ができていませんでした。
ある程度は時間をかけることによってカバーしましたが、
それでも、記憶力低下、言語能力低下による問題が発生したり、
空間認識能力低下などで悔しい思いをし、
建築士としての仕事を諦めかけたりもしました。

小さいころから「建築家になる」と言ってたらしいし、
建築の仕事は続けたいし、
それに化学物質過敏症の視点も加えれば、
同じ状況の人の役に立つと思います。
(個人差が大きい病気なので、絶対安心とは言えませんが)

体調の維持方法(服薬、点滴、適度な運動、半身浴)、
原因物質に対する防御方法(マスクなど)などに関する、
自分に合った適切な知識を少しずつ蓄えて、
これからも少しずつ頑張りたいと思っています。

そして何よりも、勤務先の方々の理解によって、
失職せずに働けるのは感謝です。

※1
当日配布されるテキストのインクに負けるので、
キーメイトマスクCSはマストです。
多くの建材カタログが使用しているベジタブルインクや、
環境対応型のノンVOCインクを使用していただきたいです。

休み時間には、タチオン散を服用しました。
散剤は、錠剤よりも添加物が少ないそうです。

初出:2014-03-12

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