授業参観では香水を控えてください [柔軟剤は避けたいです]
「子どもによっては、
保護者の整髪料や香水などに反応して息が苦しくなるなどの
アレルギー症状が出るようです。
鼻やのどを刺激するような
整髪料や香水を控えていただくと、大変助かります」
という内容の「お願い」が
市立小学校の保護者にあてた「学校通信」に記載されたそうです。
とても画期的な内容のニュースで、嬉しくなりました。
少しずつ理解者が増えれば、
安心して学校に行けるお子様も増えますよね。
因みに私の場合は…、
普通教室に40人の生徒さんと40人の保護者の方、
1人の先生がいると…。
市販の合成洗剤で洗濯をし、柔軟剤などを使用し、
市販の合成界面活性剤と合成香料が入った
シャンプーやリンスやトリートメントを使用し、
整髪料を使用している人は一人だけじゃないと思います。
市販の防虫剤を入れたタンスにしまってあった洋服や、
普通のドライクリーニングから返ってきたばかりの洋服を着ている人も、
一人以上はいらっしゃるかと。
窓と入り口が閉まっていて密室状態の場合には、
10分程度で頭痛が始まります。
そして30分過ぎると、音に痛みを感じることがあります。
そして、翌日から2~3日は体が重かったり、
頭痛が続いたりという状態になります。
もし、香水を使っている人が一人以上いた場合、
30分経たないうちに、急性胃炎が始まります。
そして、喫煙者がいても呼気に成分が含まれていますから…。
先生が喫煙者だったりすると…。
でも、中学や高校では生徒さんも整髪料や香料を使っていたりしますから、
毎日その成分を吸っているのですよね。
天然香料でも刺激が強すぎることがありますが、
合成香料の場合、神経にあまりよくない影響を与える場合もあるようです。
やっぱり換気が一番ですが、冬季は窓を閉める状態が長くなりがちです。
理解者が増えて、合成香料の使用がなくなって、
合成洗剤から「せっけん」へ切り替える人が増えれば、
世の中、穏やかになっていきそうです。
初出:2009-02-28