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化学物質過敏症でも現場監理 [私の症状・対処法]

2008年1月11日に3年半ぶりに北里で受診した時、
結果は良好で、以前に比べると数値が正常値に近くなっていました。
その時に解毒剤など(タチオンとメチコバール)
を教えていただきました。

その後、解毒剤などにより体調はかなり改善されたものの、
設計監理で担当していた現場は内装工事中。
化学物質過敏症が悪化する前でも、
高熱を出したり、急性胃炎を起こしたりと、
体調不良が続く期間でした。

体調が悪い状態では、
良いお仕事ができるはずがありません。

ということで、自宅で毎日半身浴、
軽く汗をかく程度のウォーキングで、
時々は温泉やサウナなどで
デトックスすることで体調維持に努めました。

現場監理中でも高熱を出すことなく、
2月末には建築工事が完了し、役所検査が無事に終了。
3月上旬には開発許可申請の検査も無事に終了。
達成感と同時に、状況を乗り切れたことが嬉しかったです。


自宅内や勤務先に存在している、
体調を悪化させる可能性がある揮発性化学物質を、
全て撤去するのが一番だとは思いますが、
諸事情でそれは無理な相談でした。
勤務先、仕事中(建築設計監理)、
そして自宅内には喫煙者がいます。

それから、撤去中に揮発した化学物質によって、
体調が悪化することがありますので、
体調とデトックスができる日程を考慮しながらの撤去作業となります。

きちんとデトックスして頭が動く状態でないと、
片づけ作業も難しいです。

ウォーキングや半身浴で、
体内に溜まっている毒素を排毒し、
解毒剤の助けで解毒し、
ビタミンCでも解毒・排毒し、ミネラルで排毒し…。

もちろん、建物に使う仕上材料は、
しっかり調べて検討しました。

基本的に広い面積に使う材料
(特に床!そして天井)は、揮発物質が少ない材料を…。

可能な範囲でベターな材料を選んで採用しました。
自然材料が全て大丈夫とは限りません。
超低VOCのペンキがベターな場合があります。

その結果、「他の新築の建物にあるツーンとした臭いがしない」
という、ありがたいご感想もいただけました。

意外と思われますが工事監理中は、
事務所内での勤務が続いている時よりも、
体調が悪くなりにくいです。
(国家試験に受かった時も設計監理補助中でした)

室内の限定された低濃度の揮発性化学物質を、
摂取する時間が短くなるのが理由だと思います。

つまり、一般企業の事務所で働く場合のほうが、
工事現場に週に1回(1時間~3時間程度)行くよりも
危険なのではないかと思うことがあります。

※ 設計監理とは、
建築主様の立場に立って、
設計者として、工事状況を確認していく仕事です。


初出:2009-01-18

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