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『奪われし未来』増補改訂版 [参考書籍-医・健康]

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「環境ホルモン」
すべてはこの1冊から始まった


・・・人間の活動によって生み出された合成化学物質が
地球の動植物の生態を変化させ、多くの野生動物を死滅させたうえ、
人間の生殖機能にも影響を与える、・・・

奪われし未来増補改訂版


出版社サイト
紙の書籍 https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784881359853
電子書籍 https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798129327
オーディオブック https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798156217

とても印象的だったのは、
ネズミの子宮には6匹×2列=12匹の胎児が居て、
両隣が異性の場合、または、同性の場合には、
それらの影響が強く現れるということ。

ネズミの胎児だったら、
人間の胎児よりも小さいし、
体内で影響を受ける物質は、
とてもとても微量だと想像できます。

そのようなごく微量の物質が胎児に影響する・・・
だったら、成長中の幼少期でも、
影響が無いとは断言できないと思います。

それから、
ある種のプラスティックから、
発がん性物質が検出されることは、
今では、よく知られたことなのですが・・・
(ビスフェノールなど・・・)

原因がわからないけれども、
結果が同じなので、何かがあるはず!
という疑問があったから、
発がん性物質が見つかった、という経緯が興味深いです。

100年以内に生成された人工的な化学物質は、
人への影響が理解されていないものが多い、
ということを再認識できる書籍です。

知能指数の低下も・・・

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