化学物質過敏症は病名ですが・・・ [化学物質過敏症…]
化学物質過敏症が病名登録されたのは、
2009年10月1日です。
過去の記事:化学物質過敏症は病名です
https://canary-nyan.blog.ss-blog.jp/2013-01-06
環境庁「本態性多種化学物質過敏状態の調査研究」報告書(平成10年度)には、
本態性多種化学物質過敏状態(MCS)と記述されているそうです。
MCS:Multiple Chemical Sensitivities
東京都健康安全研究センター
「化学物質過敏症について」のページより引用
ローマ決議
「MCS の療法と予防戦略に関する合意」には、
MCS は、という文があります。
平均的な人々には通常有毒ではない化学物質に対しても、
低用量でも耐えられない後天的な化学物質不耐症
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/sick_school/cs_kaigai/Italy/150115_Rome_Resolution_on_MCS.html より引用
それから、
「(ごく微量な)有害物質に反応するのは、生物として正しい」
と、いう意見をお持ちの方もいらっしゃいます。
だから、化学物質過敏症とは言わずに、
反応しない人々を、
「化学物質鈍感症と呼ぶべきだ」とも・・・
確かに、化学物質過敏症という名称は、
いろいろな誤解を受けやすいのは事実で、
「デリケートなんですね」とか、
「思い込みでしょ」と言われることも。
例えば、タバコの煙について、
「人の体内に入ったものを吸うのは嫌」
と表現する人が居ますが、
それこそ、精神的にデリケートと表現した方が・・・(^^;
私の場合は、
「主流煙、副流煙を含めて、
ごく微量の有害物質が含まれていて、
それらに反応して、頭痛・喘息・その他の症状でツライ」のです。
いわゆるシックハウス法では、
ホルムアルデヒドだけが問題になっていますが、
実際には、ホルムアルデヒドだけに反応するのではなく、
人によって、色々な揮発性有機化合物に反応します。
種類・量も人それぞれで、
出る症状も人それぞれなので、
自分で勉強して、自分で納得するしかない。
と、思うのです。
山形大学環境保全センターの
化学物質過敏症についての説明が参考になります。
http://www.id.yamagata-u.ac.jp/EPC/17disease/mcs/00mokuji.html
2-1.化学物質過敏症とはに、
下記文章があります。
・環境化学物質の曝露によって症状が現われ、
曝露が止むと症状が軽快する。
つまり、空気環境が清浄であれば、
体調は良くなるのです。
治療についての参考サイト:ルノー先生講演
https://ifu-wolfhagen.de/japan-ifu-institut-wolfhagen/
多種類化学物質過敏症(MCS;Multiple Chemical Sensitivity)の治療
<ヘパートックス療法>天然キレート剤(例;グルタチオン)、
ミネラル類、ビタミン類を用いる個別解毒プログラム
リンク先から引用
参加者
化学物質曝露で腸内などの臓器が損傷された場合、
解毒により再生できるのか。
ルノー
臓器はもちろん再生する。
少し時間はかかるかもしれないが、
必ずうまくいくので、絶望する必要はない。