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溜まっている量はどの位? [化学物質過敏症…]

アレルギーが発症した時に、
許容値をコーヒーカップに例えて説明されることがあります。

化学物質過敏症(以下、CSと略します)の場合にも、
許容値をコーヒーカップに例えて説明されることがあります。
そして時々、ひびが入ったコーヒーカップと例えられることがあります。

世間一般で使われている量が多い物質が、
CSの原因になることが多いようです。

因みに、CS発症者が苦手な物質は、(※1)
農薬、ペンキ、ドライクリーニング、香水、防虫剤、
虫除けスプレー、柔軟剤、合成洗剤、タバコ、排気ガス、
除草剤、シロアリ駆除剤、新建材、難燃剤、殺虫剤、、
インク、食品添加物、など。

発症してこれらの物質が苦手になったということは、
それらがコーヒーカップに入っているということだと思います。

CSの専門外来以外で、
CSではない病名の診断を受けた場合、
そして原因不明で症状だけで判断されている場合、
CSでないという根拠は少ないと思うのですが。

CSには、とにかく多くの症状があります。
もし、CSであれば改善方法があります。
しかし、CSなのに違う病名で診断された場合、
効果的な改善方法をとることができずに、悪化する場合があります。

実際に複数の人が、
10か所以上の医院や病院で診察を受け、
時には「気のせい」とされ、目立った改善が見られず、
体調が悪化し、車椅子で生活するようになってから、
やっとCSと診断されたことがあるそうです。

溜まっている化学物質の量ですが、
仮に小学校の1クラスが45人だったとして、
一人ひとりの使用量が少なくても、
同じ化学物質が揮発していれば、45倍になります。

例えば、墨汁に含まれている防腐剤の量が、
安全基準の100分の1だとした場合、
1/100×45だと、約半分になります。
「一生で摂取したとして」という前提としても、
子供の場合は影響が(健康な)成人男性の3倍だとすれば、
1/100×45×3なので、約1.5倍…。

2012年12月6日に、
世界最大の化合物データベースCASの登録化合物が、
7000万を突破したそうですが、
それらには、とても似ている化合物もあるはずです。
そうすると、1.5倍が3倍、4.5倍…となることもあるはずで…。

CASのトップページでは、日々増え続ける登録数が見られます。
http://www.cas.org/

※1
お散歩リーフレットに記載されています。
http://sky.geocities.jp/csundou/leaflet2009.html
知ってね☆うぉーく TOPページ
http://sky.geocities.jp/csundou/index.html


初出:2013-01-16

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